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2024.12.05(木)13:00 - 15:30

会員限定セミナー

2024年度ZENOAQ肉牛セミナー

佐々 隆文

獣医師

ルーメン家畜診療所

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開催概要

ライブ配信:2024年12月05日(木)13:00-15:30

セミナー内容

私が考える肥育のコツとは、肥育期間中に如何に安定して飼料摂取量を維持出来るかどうかである。しかし肥育中期に入ると、牛群の飼料給与量が最大量に到達し飽食状態が続く上に、ビタミンA欠乏症により飼料摂取量が低下してくる個体も多く存在し、飼料摂取量は不安定となり易い。一方で肥育中期は、脂肪前駆細から脂肪細胞への分化時期であるために、これらの牛達にビタミンAを補給出来ないというジレンマに悩ませられている農場が多いのではないでしょうか。この難しい時期を乗り越えるには、畜主の経験が必要であり、それこそが、肥育が難しいとされる所以である。しかし、肥育技術を習得するのに時間を必要とすれば、農場の事業継承や外部雇用の妨げとなる。そこで今回は、この最も重要で難しい肥育中期の管理方法を分かりやすく解説。また、肥育素牛の能力が向上しているなかで、私の考える今の時代に合うビタミンAコントロール法を紹介します。

 

講演

演題:『肥育中期を乗り越える飼養管理を学ぶ』

  ~時代に合うビタミンコントロールを問う~

講師:佐々 隆文 先生(ルーメン家畜診療所)

佐々畜産HP:https://www.sassa-chikusan.jp/

 

スピーカー紹介

佐々 隆文

獣医師

ルーメン家畜診療所

2004年3月 北里大学卒業
2004年4月 シェパード入社
2010年3月 シェパード退社
3月 ルーメン家畜診療所を開設

2010年にシェパード中央家畜診療所を退社後、熊本県菊池市に戻りルーメン家畜診療所を開設。実家が元々肥育農家であったため、自らも就農する一方で地域の診療やコンサル業に従事。2014年より繁殖部門を併設し一貫経営を開始、現在も繁殖母牛70頭、肥育牛250頭を飼養。

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